栄養士ブログ ～口内炎について～
スタッフブログ 2023.02.03
こんにちは！足立歯科クリニック 管理栄養士の平井です。
寒い日が続いていますが、皆さんいかがお過ごしでしょうか？
体調を崩しやすい季節でもありますので、無理をせずにお過ごしくださいね。
今月は『口内炎』についてお話しますね！
◆口内炎とは？
口内炎ができてしまう原因を知っていますか？
口内炎の原因には、日常の疲れやストレス、睡眠不足、栄養素の不足
などさまざまです。
口内炎ができると、痛くてお食事もしにくいですよね。
早く治るように口内炎があるときの食事の工夫を紹介していきます。
◆積極的に食べるといい食材とは？
皮膚や粘膜の健康維持に関わるビタミン類が不足しないように注意しましょう！
◎ビタミンC
柑橘類の果物、ブロッコリー、じゃがいも
◎ビタミンB群
B2：うなぎ、納豆、レバー、卵
B6：キャベツ、マグロ、鶏ささみ、バナナ
◎ビタミンA
ニンジン、かぼちゃ、ほうれん草
◆避けた方がいい食べものとは？
・熱いもの
・辛いもの、塩辛いもの
・かたいもの
・すっぱいもの、酸味の強いもの
◆予防方法とは？
バランスのいい食事をすることも大切ですが、
お口の中の環境も関係しています。
お口の中を清潔に保つことが大切です。
具体的な予防方法として、
うがいやこまめな水分補給を心掛けることです。
うがい
《方法》『がらがらうがい』でなく、『ぶくぶくうがい』がおすすめです♪
《タイミング》食前・食後・寝る前
歯磨き
《タイミング》毎食後、寝る前の１日４回
また、口内炎治療にはレーザー治療・ケナログ治療も有効です。
『レーザー治療』とは口内炎の表面に歯科用レーザーを照射するだけで
口内炎独特の痛みがかなり軽減され、辛い痛みから解放されます。
レーザーを当てている間は少しピリピリする程度で、ほとんど苦痛を感じることはありません。
また、レーザーは治癒を早める効果もあります。
『ケナログ治療』とは口内炎や舌炎を治療する外用ステロイド薬のことで、
軟膏タイプのお薬を口の中に塗る治療です。
抗炎症作用を発揮するとともに、患部を保護してくれる役割もあります。
ただ、痛みを瞬時に取ることはできませんので、
即効性の面から言ってもレーザー治療はおすすめです。
当院には歯科専用のレーザーを完備しております。
レーザー治療ついて詳しい内容は以下のリンク先からご覧ください。
レーザー治療について(adachi-d.com)
ご相談やご不明点等ございましたら、スタッフにお気軽にお尋ねくださいね！
