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親知らずの腫れはいつまで続く?理由や腫れないようにするためのポイント

スタッフブログ 2024.05.23

親知らずの抜歯をすると「腫れる」と聞き躊躇している人もいるのではないでしょうか。

仕事や通学、お出かけを考えるといつまで腫れが続くのか知りたいと思っている人もいると思います。親知らずの腫れがいつまで続くのか詳しく説明します。

親知らずの腫れはいつまで続く

結論として、親知らずの腫れは抜歯後3日から4日がピークです。そのため、抜歯してすぐに腫れがでないこともあり、鏡を見てびっくりしている人もいるかもしれません。

なかには「腫れたけど大丈夫?」と心配になってしまう人もいます。

ちなみに、親知らずを抜歯するときに痛みを感じることはありません。抜歯の際に麻酔をしているため、麻酔が切れた頃から痛みが出始めます。

人によって、麻酔が切れるタイミングが異なりほとんど痛みがなく違和感程度の人もいます。親知らずの抜歯をした歯医者から、飲む痛み止めを処方され、痛みが強く日常生活で支障が出る場合は飲み痛みを軽減します。

親知らずの抜歯の腫れは個人差もありますが、1週間もすれば痛みも腫れも治ります。
もし、それ以上痛みが続く時は何かしらの要因が考えられます。痛みが治まらないときは、一度歯医者を受診して状態を確認してもらうようにしましょう。

親知らずが腫れる理由とは

親知らずを抜歯することで、どうして腫れてしまうのかその理由を見ていきましょう。

治療の難易度が高い

抜歯の難易度が高ければ高いほど腫れるリスクも高くなります。
例えば、親知らずが歯茎に埋まっているケースや、斜めに生えていると、親知らずが腫れやすくなるといわれています。

今までに何度か痛みや腫れた経験のある人は、親知らずの抜歯ごとに腫れの症状が出てしまうこともあります。

抜歯のときに歯茎の切開をしている、骨を削る必要があると炎症が強く出てしまいます。
炎症をできるだけ防ぐことで腫れのリスクを減らしてくれます。

智歯周囲炎になっている

親知らずの腫れの原因となっているのが、智歯周囲炎の可能性もあります。ちなみに智歯=親知らずのことをいいます。

親知らずが部分的にしか生えていない人や、隙間が多く食べカスが入りやすい人だと上手く磨くことができなくなります。

隙間に細菌が繁殖しやすくなり組織に異常を起こすことになります。そのまま放置していても治るものではなく、消毒・抗生物質を飲むなど歯科医師の治療を必要とします。

歯科医師の実績や技術

親知らずの抜歯に時間がかかった人や、歯の周辺や歯茎に負担をかけると、腫れやすくなります。また、、抜歯にかかる時間が長いケースも、あとあと腫れてきてしまいます。

親知らずの抜歯のやり方が上手で、手際よくできる医師だと、親知らずが腫れにくくなる(個人差あり)といわれています。

実績豊富な歯科医院を選ぶのはもちろん、炎症をできるだけ抑えるためには、免疫力を高めることが重要です。しっかりと休養をとり、睡眠を十分にとって、疲れをためないようにしてください。

親知らずが腫れるならいつ抜くのがいいの?

親知らずを抜歯すると腫れる可能性があるからこそ「いつ、抜いたらいいの?」と疑問に思っている人もいると思います。

個人差があるものの、抜歯後1週間程度はスケジュールの調整がしやすい時期を選ぶようにしてください。親知らずを抜歯すると、痛みや腫れが出てしまうこともありますし、見た目に変化がなくともしゃべりにくいと感じることもあります。

日常通りの生活をするのが難しい場合は、十分な時間をとるようにしてください。

また、すでに痛みが出ているということは強い炎症が起きている証拠です。そのため抜歯したいと思ってもすぐには対応できないことも少なくありません。

歯にかかる負担を軽減するためにも薬で炎症を押さえたあとに抜歯を行うようになります。

親知らずの腫れや痛みをスムーズに回復するポイント

親知らずの腫れや痛みの原因となる原因の一つに「ドライソケット」があります。

通常であれば、抜歯したあとにかさぶたのようなものができて、自然と傷口が塞がっていきます。何かの要因で傷口が塞がらない状態のことをいいます。

傷の治りも遅くなってしまうので痛みや腫れが長引くようになってしまいます。

また、できるだけ親知らずの抜歯後は、安静に過ごすことも大切です。他に以下のような点に気を付けて、傷を早めに回復できるようにしておきましょう。

・抜歯したあとは、激しい運動を避ける
・抜歯したあとは、お酒を飲むのを控える
・手術の前後に、タバコを吸うのをやめる

また、傷口が気になるからとつい手や舌で触れてしまう人もいます。血餅を作るためにもできるだけ触れずに治るのを待つようにしてください。

抜歯後の歯磨きは優しく行い、うがいは避けるのをおすすめします。傷口に痛みが出てしまうこともあるので、食事も柔らかいものを食べるようにして傷口に負担をかけないようにしてください。

親知らずの抜歯が終わったあとに歯科医師から注意点についても説明があったと思います。親知らずの腫れを早く治したいと思うのであれば、約束をしっかりと守るようにしてください。腫れや痛みが気になるときは適度に冷やすようにしてください。

親知らずの抜歯で腫れを軽減するために事前にしておきたいこと

 

 

親知らずの抜歯をしなくてはいけないときに、少しでも腫れるリスクを減らしておきたいものです。腫れを軽減するための方法には、以下のようなものがあります。

体調を整えておく

抜歯する日に向けて、体調を整えるのを忘れないようにしてください。体調が悪いままだと免疫力が下がってしまうので、腫れるリスクが高くなってしまいます。

睡眠不足の状態が続いているときや、疲れやストレスが溜まっている、風邪気味で悪化しそうなときは抜歯を控えたほうがいいかもしれません。

抜歯の前に体調を整え安定させておくこと。健康的な生活を心掛けるようにしてください。

口腔内を清潔にしておく

親知らずの抜歯後に腫れるリスクを減らすためにも、口腔内を清潔に保つようにしておきましょう。口腔内が汚れている状態だと細菌の数が多くなってしまいます。

抜歯をしたあとに傷口に感染してしまい炎症の原因となってしまうことがあります。歯医者によって、親知らずの抜歯の前に口腔内のプラークを取り除く準備を行っているところもあります。

初めて行った歯医者ですぐに抜歯する歯医者よりも、事前の検査を行う丁寧な治療を行っている歯科医院を選ぶようにしましょう。

口腔外科に精通した歯医者を選ぶ

親知らずの抜歯のあとに腫れるリスクを減らすためにも、口腔外科に精通している歯科医院を選ぶようにしてください。治療の難易度によっても、術後に腫れるかどうかが変わってきます。

抜歯の傷は最小限に押さえておく、処置は素早く行うことで負担を減らすことにもなります。歯医者のホームページを見て「日本口腔外科学会」に所属している歯科医師がいるかどうかを確認するようにしておきましょう。

口腔外科で確かな実績のある歯科医師を選ぶと安心です。

まとめ

親知らずの抜歯のあとに腫れや痛みが残ってしまうと心配になる人もいると思います。個人差があるため必ず腫れるとは限りません。

それでも、腫れが残っているとお出かけも躊躇してしまうので、出来る限りの対策を行うようにしましょう。また、抜歯後に痛みが続くときは、抜歯した歯医者に相談して確認するようにしてください。