カリソルブ治療は虫歯になってしまった部分に、薬剤を塗布して溶かす治療法です。
溶かされた虫歯は手用器具を使って取り除きます。
使用する薬剤は虫歯になっている部分にしか作用しないので、今までの治療と違って健康な歯質をあまり削ること無く最大限残すことができる虫歯の治療です。
カリソルブ治療に使用する薬剤には「次亜塩素酸ナトリウム」と「アミノ酸」が使われています。
カリソルブ治療では虫歯の部分に作用して溶かします。
アミノ酸は三種類配合されており、健康な歯質への攻撃的な作用を抑える働きをしています。
カリソルブが適用される虫歯の状態
C1
歯の表面のエナメル質という組織に穴があいている状態で痛みはないですが放置すると進行するので、一般的には削って詰める治療になります。
麻酔をしないで治療できることが多いです。
C2
歯の内面にある象牙質という組織にまで虫歯が進行している状態です。
神経は生きていますが、象牙質の内側に神経があるので冷たいものや甘いものでしみるといった症状があります。
神経に近づいているので麻酔をして削り、詰め物をするか範囲が広い場合は型取りをして虫歯の大きさにあった詰め物をセメントでつけます。
C3
虫歯が神経に達している状態で痛みを伴います。
神経を残すことができず虫歯治療ではなく神経をとる治療(根管治療)が必要になりますのでカリソルブ治療は出来ません。
カリソルブのデメリット(リスク)
- 歯の神経治療及び土台(芯も含む)治療が必要になる可能性があります。
- 定期健診を怠ると、虫歯のリスクが高まります。
- 自由診療のため公的医療保険が適応できません。
治療費用
保険は適用されません。
治療費 1歯 11,000円(税込)
※治療後、被せ物(クラウン)を入れたり詰め物(インレー)をしたりする場合は、自費治療となります。
ペリソルブは、歯周病の原因である歯垢や歯石を薬剤で融解・殺菌して細菌を除去します。
通常の歯周病治療のように出血を伴うことがなく、歯肉を傷つけることない歯周治療が可能です。
ペリソルブを使うことで痛みと共に出血を防ぐことが出来るので、感染リスクを回避し全身の健康維持にもつながります。
ペリソルブのデメリット(リスク)
- ポケットの深さや歯石の付着状況、虫歯の併存など、状態により治療が向かい場合があります。
- 本品や類似薬剤のアレルギーがある方は使用できません。
- クロロヘキシジンや強酸との混合が禁止されている薬剤ですので、この成分を含む市販のマウスウオッシュやうがい薬の使用は避けてください。
治療費用
保険は適用されません。
治療費 1歯 11,000円(税込)
キッズソルブのデメリット(リスク)
- 歯の神経治療及び土台(芯も含む)治療が必要になる可能性があります。
- 定期健診を怠ると、虫歯のリスクが高まります。
- 自由診療のため公的医療保険が適応できません。
治療費用
保険は適用されません。
治療費 1歯 11,000円(税込)
※治療後、被せ物(クラウン)を入れたり詰め物(インレー)をしたりする場合は、自費治療となります。
- ■未承認機器・医薬品に関する注意事項について
- カリソルブ・ペリソルブ・キッズソルブはスウェーデンにて使用されている治療です。
歯科医療分野の先進国であるスウェーデンなど北欧諸国で普及している治療法ですが、日本の公的医療保険適用外の治療になります。
当院では安全性と効果を確認の上、歯科医師の裁量のもと治療に取り入れています。
ウェブサイトの表示は「限定解除要件」を満たす必要があるため、下記を掲載します。 - 【カリソルブ】
1.未承認医薬品等であることの明示 - 承認されておりません。
- 2.入手経路等の明示
- 有限会社ワンリッチインターナショナルを通じて入手しております。
- 3.国内の承認医薬品等の有無の明示
- 国内で類似製品は販売されておりません。
- 4.諸外国における安全性等に係る情報の明示
- 諸外国において、治療に伴う重大な副作用の報告はありません。
- 【ペリソルブ】
1.未承認医薬品等であることの明示 - 承認されておりません。
- 2.入手経路等の明示
- 有限会社ワンリッチインターナショナルを通じて入手しております。
- 3.国内の承認医薬品等の有無の明示
- 国内で類似製品は販売されておりません。
- 4.諸外国における安全性等に係る情報の明示
- 諸外国において、治療に伴う重大な副作用の報告はありません。
- 【キッズソルブ】
1.未承認医薬品等であることの明示 - 承認されておりません。
- 2.入手経路等の明示
- 有限会社ワンリッチインターナショナルを通じて入手しております。
- 3.国内の承認医薬品等の有無の明示
- 国内で類似製品は販売されておりません。
- 4.諸外国における安全性等に係る情報の明示
- 諸外国において、治療に伴う重大な副作用の報告はありません。