ドックスベストセメント(Doc'sBestCements)とは、今までの虫歯菌を削って治すという発想とは全く違う"虫歯菌をほとんど削らないでミネラルで殺菌する"治療法です。
通常、虫歯の部分をすべて取るため虫歯部分より少し大きく歯を削ります。
ドックスベストセメントでは、虫歯の部分をほとんど削り取る必要性はありません。
大切な歯を、ほとんど削らないで治療することができます。
また、歯をほとんど削らないので、神経に影響する事が少なく、治療後に歯がしみにくいというメリットがあります。
通常の治療では、歯の中にある神経をすべて取って治療をおこないます。
足立歯科では通常の治療においても、細心の注意を払ってしっかりと治療していきますが、ドックスベストセメントでは、虫歯菌の感染部分を全部取ってしまうと神経が出てしまいますので、神経まで達している虫歯菌の部分を除去しないで、ミネラルで虫歯を殺菌します。
歯の中に虫歯菌が少し残りますが、しっかり治療跡を密封する事により、虫歯菌はドックスベストセメントで死滅します。
- 【ご注意】
- ドックスベストセメントは、まだ保険治療として認められていません。
現在この治療は自費治療となります。
現在、混合診療が認められていない為、治療後の歯に入れる詰め物(インレー)・被せ物(クラウン)は自費扱いになります。
メリット
- メリット1.
痛みが少ない治療 - 神経に達していない中等度の虫歯の場合は、ほとんど虫歯を削りません。
- メリット2.
歯の寿命が延びる - 神経を取ると一般に歯の寿命が短くなると言われています。
神経はかなり複雑な形をしており特に根尖部(根の先の部分)が複雑になっていると、どんなにしっかりと神経をとってもまた痛みや歯ぐきの腫れが生じやすいと一般に言われています。 - 神経を取った後、再発して痛みや腫れが生じた時には、再治療できれば良いですが抜歯になってしまう可能性も高くなります。
ドックスベストセメント治療後、痛みが生じても再度神経を残して再治療できる可能性があります。 - 人が一生、自分の歯で過ごすには歯を70年、80年と維持しなくてはなりません。
生えそろってから何年も経っていないお子様の永久歯。
その頃から神経の処置まで必要なむし歯の治療をすると、どうなるでしょうか?
神経を取ると歯の寿命は短くなりますので、その後、数十年も維持するのは困難と言わざるを得ません。
「一生できるだけ長く自分の歯で暮らす」そういう観点から、極力、神経をとらないで済むドックスベストメントはお子様に最適な治療方法であると考えています。 - メリット3.
治療回数が少ない。通常2~3回 - メリット4.
お薬ではないので、アレルギーのある方にも使用可能です。 - ※抗生物質などとは違い、人間の血液中に含まれる銅イオンを主成分とした、様々なミネラルから造られた安全で人体に優しいお薬です。
※アレルギー検査では、歯科で用いられるセメント等の薬剤の中でもっともアレルギーが無いというデータが出されています。 - メリット5.
ドックスベストをいれた部分は、半永久的に虫歯を殺菌する成分を出し続けます。 - ※様々なミネラル成分が虫歯菌の酸によって軟らかくなった歯を硬くしてくれます。
デメリット
- 日本では、まだ保険治療として認可されていないので、自費治療となります。
- 虫歯の部位や量、状態等によって、この治療が出来ないケースもあります。
例)ズキズキと痛みがある場合など… - 歯の中の虫歯は治療できますが、虫歯にならない歯にする訳ではありません。
- 適切な歯みがきを怠ると、治療部分は治っていても、違う箇所から新たな虫歯が発生します。
- 治療後も定期的な歯科検診は、欠かすことが出来ません。
現在ドックスベストセメント治療は自費治療となります。
- 【治療にかかる費用】
- 虫歯の部分処置
・・・・・・・・5,500円(税込) - 詰め物 コンポジットレジン
・・・5,500円(税込) - トータル
・・・・・・・・・・・11,000円(税込)
処置後、被せ物(クラウン)を入れたり詰め物(インレー)をしたりする場合、自費治療となります。
この場合の費用もご考慮いただく必要がございます。
- ■未承認機器・医薬品に関する注意事項について
- ドックスベストセメントは、日本の「医薬品医療機器等法(薬機法)」でまだ承認されてない治療のため、保険治療として認可されておらず自費治療です。
また、ウェブサイトの表示は「限定解除要件」を満たす必要があるため、下記を掲載します。 - 医薬品医療機器等法上の承認
- 承認されておりません。
- 入手経路
- DOC BEST CLUB受注代行センター
- 国内承認医薬品等の有無
- 類似製品は販売されておりません。
- 諸外国における安全性等に係る情報に関して
- ADA(アメリカ歯科医師会)において公的機関の検査・許可を受けている薬剤で、アメリカでは一般的に用いられており、重大な副作用についての報告はありません。マグネシウム・銅・鉄・マンガン・亜鉛・リン酸等のミネラルが主成分です。