口臭の原因は歯周病の可能性があります。
口臭の存在は、社会生活をしていく上で、一番重要な人間同士のコミュニケーションの障害となります。また、少しの臭いでも気になり始めると、人と接 することに消極的になってしまうかもしれません。さらに、重要なことは、口臭の存在を放置しておくことは、歯周病の進行を促進してしまうということです。
Kunkun dental(クンクン デンタル)
AIとセンサーで、くちのニオイを測定。
ネットワークを使ったAIとセンサーによってニオイ成分を検知します。
VSC臭(においの主な成分)の濃度が検出できるため、口腔内環境の確認にも役立ちます。
測定時間は呼気の採取も含め数分で可能です。短い時間で測定が完了します。
オーラルクロマ
オーラルクロマは、口臭の原因物質とされる揮発性硫黄化合物を、硫化水素、メチルメルカプタン、ジメチルサルファイドと呼ばれる、口臭の三大要素ガスに分離して、それぞれのガス濃度を測定する口臭測定器です。
半導体ガスセンサーにより、高い測定精度で詳細に口臭の測定が可能です。
口腔水分量検査
口臭と関連の深い、口腔内の水分量を測定致します。
口腔水分計を舌背の粘膜に押し当てて、約2秒で湿潤度を計測することが可能です。
約2秒で測定することが出来るため、負担の少なく測定方法です。
口腔内の乾燥状態の測定結果は数値で表示されます。
口の中の水分のもととなる唾液の分泌量と質は、口臭に深く関わっています。
口の中の水分量、唾液の量や口腔粘膜の乾燥の度合いを調べることで、口臭の原因を探ります。
唾液には、口臭のもととなる細菌の増殖を妨げる働き、細菌や食べかすを洗い流し、
粘膜を保護し、歯の表面や口腔内をきれいにする働きなどがあります。
唾液不足が進行すると、舌や歯肉などの口腔内粘膜が乾燥し、 腫れやひび割れにより出血や痛みを生じたり、舌がはりついて話しにくい、 などの日常の不快感や口臭の原因となる場合があります。
口臭について
誰にでも臭い時間がある
お口のニオイがない人はいません。生きている限りニオイがあります。ある一定値を超えると、他人は臭いと感じます。嗅覚疲労といって、ニオイを出し続ける 当人には分かりません。(昔から、臭いもの身しらず。と言いますね…)一日のリズムがあり、唾液分泌の減る寝ている時が一番臭くなります。その後、起きて 活動を始めるとどんどんニオイが減ってきますが、その後また増え始め、昼食前にとても臭くなります。昼食後はまた減り、そして臭くなりはじめ、夕食前にま た臭くなってきます。この繰り返しです。
ニオイの原因
いろいろありますが、やはり歯周病菌がたんぱく質を分解することにより発生するニオイがほとんどです。ただし口臭の原因は、歯周病の人でも6~7割が歯周 ポケット(歯と歯グキの境目)からのニオイではなく、舌背(アッカンべーをした時に一番舌の丘の上になる所)からのニオイのようです。
口臭対策
菌を90%減らせば、半分臭くなくなります。これが基準値以下であれば良いわけです。
やはりお口の中の歯周病を減らし、舌背を掃除する必要があります。
注意
舌を掃除する道具は、色々出ていますが、おすすめはやわらかい毛のついたものです。歯ブラシで掃除するのは簡単ですが、見えない出血があります。デリケートな舌を毎日傷つけることは、発ガンにつながることも否定できません(実験結果より)。硬いブラシも同じです。
マウスウォッシュなどはどうなの?
お茶のポリフェノールのカテキン、塩化亜鉛の入ったものなどが確実です。
ニオイの害
ニオイは、臭いだけかと言ったらそうではありません。毒性を持ち、コラーゲンの合成抑制を持つので、歯周病をひどくし、悪循環を招きます。
結論
歯周病をきちんと管理し、舌の掃除もやわらかい舌ブラシで行います。
とりあえずは、お茶などでゆすぐのも良い対策です。