痛みの少ない歯科治療として、レーザー治療が注目されています。
レーザー光線は人工につくられた波長のそろった光で、エネルギーが高密度になった状態のためすぐれたパワーを発揮します。原則として、全て無麻酔(注射をしない)で出来ます。
レーザー自体痛みはありませんが、炎症の強い所に用いると、多少の痛みは感じる事があります。次のような治療に使います。
レーザーによる治療の種類
炭酸ガスレーザー&半導体レーザー オペレーザーデュアルウェーブ ネオス+フィリオ
2018年6月導入
炭酸ガスレーザーと半導体レーザーがドッキングした、レーザー治療のメリットを活用できるレーザー機器を導入しました。
- 安定した高出力で短時間で粘膜の切開が可能な
炭酸ガスレーザーネオス - 治癒促進・神経伝導の抑制・血流の改善が可能な
半導体レーザーフィリオ
炭酸ガスレーザー ネオス・半導体レーザー フィリオ 詳しくはこちら»
Neocure7200 ヤグレーザー + 炭酸ガスレーザー「レザウイン CH S」
当院では次世代の歯科治療であるレーザー治療を行っています。
当院で使用しているのはNeocure YAGレーザーで、痛みや炎症を鎮めたり殺菌する効果があります。
また、レーザーの治療は不快感が少ないという特徴を持ち、多くの場合麻酔を必要としません。
ペースメーカーを入れている患者様や妊娠中の患者様も治療を受けて頂く事ができます。
虫歯
初期の小さな虫歯ならレーザーにより麻酔なしで治療することができます。
また、エナメル質に作用して、虫歯になりにくい歯をつくります。フッ素と併用も効果的です。見えないところにある虫歯を探してその深さをしることができます。
歯根の治療
神経をぬいたあとの歯根の管のなかにレーザーを照射して消毒、殺菌を行います。根管はとても形が複雑なので神経を抜いた後の根管の中にレーザーを照射して消毒、殺菌を行うことで、菌のたまった根の殺菌が効率よく行え、病気の治癒を促進します。
歯槽膿漏の治療
歯周ポケットの中の感染した組織を除去して、殺菌し速やかな組織の再生をうながします。
妊娠時など薬を服用できないときにも最適です。
口内炎の治療
レーザー照射により、痛みを早くとり、組織の治りを早くします。
痛みをとる
顎の関節の痛み、親不知の痛み、治療後の歯や歯ぐきの痛みなどを早くとります。
知覚過敏(冷たい物がしみる)
歯の表面を封鎖し、しみる度合いを軽くします。レーザー照射により高い確率で知覚過敏が改善します。
顎関節の治療
大きく口を開けることができなくなったり、口を開けるとポクポクと音がする、いわゆる顎関節症に効果的です。レーザー照射により痛みが緩和します。
口臭の除去
口臭にもレーザー治療が効果的です。その後、歯周病等の口臭の原因治療が必要となります。
歯の漂白
着色した歯をレーザー照射により白くすることができます。
黒い歯肉の治療(メラニン除去)
黒い歯肉をレーザー照射によりピンクの歯肉にします。数回の照射にて変色が減少します。
※レーザー治療は、原則としてすべて無麻酔(注射をしない)でできます。
※レーザー治療は副作用などありませんが、ご不安な患者様はスタッフにお申し付けください。